townsquaretokyo (写真=ZUU online編集部)

9月28日に同社が開催した「TOWN SQUARE TOKYO 2015」では、Twitter の創業者としても知られており、創業者の一人であるジャック・ドーシー会長が講演に立ち、日本でも同社の決済ソリューションの普及を加速させていく考えを表明した。

同イベントには三井住友カードの島田秀男取締役会長が登壇し、スクウェアと決済ソリューションで連携する狙いを強調。同会長は「フィンテックとはITを用いて、消費者に新しい価値を提供していくことだと考えている」と、同種のサービスについての考えを示した。

ほかにも、訪日外国人向けビジネスの現場でも、こうした決済サービスの活躍余地がありそうだ。日本文化の象徴として世界的にもよく認知されている「茶の湯」を体験する機会を低価格で提供しようと取り組む茶道体験カメリアも決済種だの一つに Square を導入。森温子代表は「利用者のおよそ99%が外国人」とした上で、外国発行のカードに対応しているといった「Square」の特徴を「TOWN SQUARE TOKYO 2015」で紹介した。

日本法人でカントリーマネージャーを務める水野博商氏も、日本での展開について解説を披露。北海道や沖縄で外国で発行されたカードによる決済比率が高いことに言及し、外国人観光客向けのビジネスの一つとして役立つのではないかと同氏は示唆した。

まだまだ、多くの事業決済サービスが入り乱れている環境だが、「決済の主役の座」を獲得するのはどの企業かしばらくは熾烈な争いが続きそうだ。 (ZUU online 編集部)

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