高島屋 <8233> は9日、2016年2月期第2四半期(15年3~8月期)の連結決算を発表した。売上高にあたる営業収益は前年同期比1.8%増の4497億円、営業利益が13.1%増の138億円、純利益が15.2%増の110億円で、増収増益となった。

国内百貨店業では、好調なインバウンド需要を着実に取り込み、免税販売額は前年の3倍超となり、外商売上も大型店で2桁近い伸びとなるなど、堅調に推移した。オムニチャネルでは、中元や父の日ギフトで品ぞろえを大きく強化することで売上を伸ばした。海外でも上海高島屋やシンガポール髙島屋が誇張に推移した。

建装事業で髙島屋スペースクリエイツが商業施設など大型物件の施工が順調に推移し増収になったほか、不動産事業でも東神開発が既存ショッピングセンター事業が堅調に推移し増収増益となった。

また、2016年2月期通期の連結決算見通しを上方修正した。従来予想は3%増の233億円だった純利益を、前期比5%増の237億円になる見通しだとした。年間配当は前期比横ばいの10円から、2円増の12円に増やす。(ZUU online 編集部)

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