東京・浅草にある浅草寺は1400年の歴史を持つ都内最古のお寺。江戸時代には幕府の祈願所となり、江戸の町人文化の中心地として繁栄。招き猫発祥の地でもあり、「生活に困らない金運をもたらすお寺」として崇敬を集めている。
また国内外から年間3000万人もの人が訪れる有名観光地でもあり、雷門の大提灯は日本観光のシンボルマークとなっている。
毎年7月9、10日は、本尊の聖観音簿雑の縁日「四万六千日(しまんろくせんにち)」で、このいずれかの日に参拝すると、4万6000日(126年)間、日参したのと同じ御利益を得られるという。
毎年3月18日、10月18日、11月3日に境内で行われる「金龍の舞」で金龍に頭を触れられた人は、金運アップの御利益があるともされる。
◆ 浅草寺 東京都台東区浅草2-3-1 TEL.03-3842-0181
「お金の融通をつけてもらえる『融通稲荷』」赤坂豊川稲荷
東京・赤坂にある赤坂豊川稲荷(豊川稲荷東京別院)は、商売繁盛や開運招福などの御利益で有名なお寺。普通、稲荷というと神社だが、それと別に仏教系の稲荷もあり、ここは豊川荼枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)を祀るお寺である。「芸能の神様」としても知られ、芸能人や芸能事務所の奉納した提灯がズラリと並ぶ。
境内には財宝を生むという南無如意宝生尊天(なむにょらいほうそうそんてん)を祀る融通稲荷があり、黄色の袋に入った「融通金」というお守りを自由に持ち帰れる。これを財布の中に入れておくと開運招福や金銀財宝の融通が叶えられるのだとか。ただし、「融通金」は借りているものであり、1年後に利子を付けて礼金として奉納する慣わしになっている。
◆ 赤坂豊川稲荷 東京都港区元赤坂1-4-7 TEL:03-3408-3414
(ZUU online 編集部)