浅草寺

(写真=Thinkstock/Getty Images)

投資やビジネスに関わる人ならみな「運」の存在を体感した経験があるだろう。ツイているときはとことんツイているし、ツイてないときはとことんツイていない。そんな「運」の流れをコントロールできるのかどうかは分からないが、心を安定させ、ビジネスマインドの曇りをなくす目的であれば、「金運」が高まるとされる神社やお寺を参拝するのは有益なはずだ。

荒々しくにぎやかな関東の寺社仏閣

東京を中心とする関東地方は日本のビジネスの中核。そこには二種に大別される性質の違う寺社仏閣が存在する。

長く朝廷に屈しなかった東国(東日本)は武士たちが群雄割拠する地であり、寺社仏閣にもその荒ぶる性質が残されている。その一方で町人文化の華開いた江戸時代には、庶民に愛される、にぎやかな性質の寺社仏閣が崇敬を集め、その文化の名残を今に伝えている。

荒々しく、時ににぎやかなビジネスシーンを戦い抜こうとするとき、関東の寺社仏閣を通じて歴史の息吹に触れてみてはいかだだろうか。

「徳川家の崇敬を集めた神社」穴八幡宮

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(写真=PIXTA)

東京・西早稲田にある穴八幡宮は、蟲封じのほか、商売繁盛や出世、開運に利益があるとされる。社伝によれば、1062年に源義家が奥州からの凱旋の途中、この地に兜と太刀を納めて八幡神を祀ったとされ、1641年に南側の山すそを切り開いているときに見つかった横穴から金銅の御神像が現れたという。それ以来、「穴八幡宮」と称するようになった。徳川幕府の歴代将軍がたびたび参拝したことでも有名だ。

冬至の日から節分までの約2カ月間の期間限定で販売される御守「一陽来復御守」が人気で、これを人の集まる場所に貼ると金運がみるみる上昇するという。「一陽来復」には「陰が極まって陽に転じる」という意味があり、凶事を吉事へ転じる働きがあるともいわれる。

穴八幡宮 東京都新宿区西早稲田2-1-11 TEL.03-3203-7212

「日本初の通貨・和同開珎発祥の地で金運を祈る」聖神社

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埼玉・秩父にある聖神社(ひじりじんじゃ)は和銅山山麓に鎮座。ここでは708年に自然銅が発見され、和銅改元と和同開珎(日本初の通貨)鋳造の契機となった神社といわれる。主祭神は自然銅であり、そこへ金山彦命(かなやまひこのみこと)、国常立尊(くにのとこたちのみこと)、大日?貴尊(おおひるめのむちのみこと、天照大神)、神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと、神武天皇)、元明金命(げんめいかがねのみこと、元明天皇)が合祀される。

和同開珎ゆかりの神社ということで「銭神様」とも呼ばれ、この神社で祈願するとお金に不自由しないと言われる。神社の右手にある和銅開珎のモニュメントも見どころの1つだ。

聖神社 埼玉県秩父市黒谷2191 TEL.0494-23-5631(秩父市和銅保勝会)