転職支援——ネオキャリア子会社「受け入れに積極的なのはスタートアップ」

NPO法人「虹色ダイバーシティ」が昨年行ったLGBT1000人を対象者にしたアンケートによると、「職場で性的差別的言動がある」と答えた人は47.7%にも登り、さらにそのうち75%の人がストレスを感じたというのだ。このため転職を経験した人は、対象者の6割にものぼる。

こうした実態の中で、人材紹介会社ネオキャリアの子会社であるワイルドカードは、日本で初めてとなる、LGTB向け転職支援コンサルティングサービスを開始した。きっかけは、既存の人材事業でトランスジェンダー2人を支援したことだそう。その際、「LGBTの人が転職をしやすい環境がほとんどない」と言われたという。受け入れに積極的なのはスタートアップ、ベンチャー企業に多いそうだ。


不動産——LGBT不動産「同性の恋人を友達と嘘ついて探す人も」

LGBT不動産はリブスターが運営するウェブサイトで2013年6月に開設された。「本当は同性の恋人同士なのに、穏便にやり過ごすために『友達』と嘘をついてしまった……」「外見と身分証の名前を比べて、変な顔をされたりしないかな…?」といった悩みを隠しながらの相談をしなくていい。

また東京・中野区の不動産仲介業メディレクトも、LGBT向け不動産を紹介。LGBTフレンドリーなスタッフが相談にのってくれるという。 (ZUU online 編集部)

【関連記事】
・激化するコーヒー競争の中で「コメダ珈琲」が快進撃する理由
・11月4日上場へ!日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の上場を徹底解剖
・日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
・日経新聞/日経MJから、四季報まで全てネットで閲覧可?その意外な方法とは
・証券業界に革命?「独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)」に注目が集まる理由