(写真=PIXTA)
中国人民元の切り下げやその後の中国株の大幅下落などを受けて日本市場も大きな調整となりました。
一時17,000円を割り込んだ日経平均は、米国での早期の利上げ観測の後退などを受けて持ち直し、一昨日に節目の18,500円台を回復すると、本日はドラギECB総裁が12月の追加緩和の可能性を示唆したことでの欧米株高や円安を受けて大幅高となりました。
このように株式市場が戻りを試す展開となるなか今回は強気評価が10人以上と特に多い銘柄をピックアップしてみました。
そのなかでも強気が17人と多いのが日本電産 <6594> で、目標株価コンセンサスは足元の株価を2割以上上回っています。そして日本電産に続いて15人と強気が多いのがアルプス電気 <6770> とトヨタ <7203> で、アルプス電気では3割、トヨタでは2割強ほど目標株価コンセンサスが株価を回っています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
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