投資のヒント
(写真=PIXTA)

先週からスタートした3月期決算企業の中間決算発表が今週から本格化しています。こうしたなか中間決算で通期予想を上方修正するところも出てきそうで、昨日の投資のヒントでは上期の業績予想を上方修正しながら通期予想を据え置いた銘柄で、通期のコンセンサス予想が会社予想を上回り、上方修正期待が高いとみられる銘柄を取り上げました。

今回は第1四半期決算で上期予想の上方修正に踏み切らなかったものの、第1四半期の進捗率が高く、上方修正期待が高いとみられる銘柄を取り上げました。具体的には上期会社予想に対する第1四半期実績の進捗率が6割以上で、通期のコンセンサス予想が会社予想を1割以上上回る銘柄をピックアップしてみました。

例えば第1四半期実績が上期予想を上回る結果となった前田建設工業 <1824> ではコンセンサス予想が会社予想を3割以上も上回っています。

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もう一つのヒント

◆明日の決算発表スケジュールは

先週からスタートした3月期決算銘柄の決算発表が今週から本格化しています。明日は決算発表企業数が一気に増えてTOPIX500採用の3月期決算銘柄で50社近い銘柄が決算を発表する予定で、新日鉄住金 <5401> やパナソニック <6752> 、ソニー <6758> などが決算発表を予定しています。

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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