トヨタ自動車 <7203> は6日、人工知能(AI)の研究、開発の拠点として新会社を、米カリフォルニア州に設立すると発表した。5年間で10億ドル(約1200億円)を投じ、人工知能技術に関する研究・開発を加速させる。

新会社は「TOYOTA RESEARCH INSTITUTE, INC.」。人工知能技術を通じてビッグ・データを活用することにより、これからの社会の課題を解決するとともにより豊かに暮らすことができる社会の実現を目指し、革新的な商品の企画・開発を進める。

米国防省の国防高等研究計画局でロボットのコンテスト運営に携わったギル・プラット氏が最高経営責任者(CEO)に就任。マサチューセッツ工科大学やスタンフォード大学に設立した研究センターとの連携を進めるなど、研究体制を強化していく。

トヨタの豊田章男社長は「私たちが人工知能技術を追求するのは、より豊かな社会を実現するためだ。プラット氏をTRIのトップとして迎えたのは、彼が偉大な研究者だからではない。彼の目指すゴールとそこに向かう志が、私たちと同じだと確信したからだ」とコメントしている。(ZUU online 編集部)

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