楽天 <4755> は11月12日、新たに1億ドルの「Rakuten FinTech Fund(ラクテン フィンテック ファンド)」の運用を開始したと発表した。

FinTech分野で新たなビジネス開発や急成長を目指す企業に対して世界規模で投資を行うもの。楽天がこれまで取り組んできたFinTechへの投資の成功事例に基づき発展させたファンドで、北米と欧州を中心にスタートアップ企業や成長著しい企業に投資する。

楽天カードや楽天証券、楽天銀行など楽天グループのFinTech事業から組成。楽天は、FinTechのスタートアップ企業に投資することで、世界規模でインターネット上の金融サービスに強く影響を与えていく考え。

運用はマネージング・パートナーのオスカー・ミエルがファンド・アドバイザーとして実施する。まずはFinTechの中心都市であるロンドン、サンフランシスコ、ニューヨーク、ベルリンの企業に対して投資を行い、今後は世界中の他の地域に拡大する予定という。

楽天の三木谷浩史・会長兼社長は「楽天は世界中の優れた起業家をエンパワーメントしていくことを約束し、『Rakuten FinTech Fund』は金融サービス事業の国際発展において新たな幕開けとなる」とコメントしている。(ZUU online 編集部)

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