クラウド・コンピューティング
(写真=Thinkstock/Getty Images)

昨年、多数のユーザーからの要望を受け、「BitPay(ビットペイ)」を通したビットコインでの決済を導入していた マイクロソフトは、ビジネス向けのクラウドサービス、アジュール(Azure)へのブロックチェーン・テクノロジー採用に向け、イーサリアムのスタートアップ、 コンセンシス(ConsenS ys) と提携を結んだ。 ビットコインの原理をアジュールに取り入れることで、銀行や保険会社を含むアジュールの顧客にブロックチェーン・アプリケーションを提供するなど、証券取引やクロスボーダー・ペイメント、企業会計といった観点から、ユーザーのビジネス拡大に役立てる狙いがある。

これまでブロックチェーン・テクノロジーにあえてフタ をしている感が強かったテクノロジー業界では、IBMやサムスンの次世代半導体共同開発を除いて極めて異例の挑戦だ。

イーサリアムは、分散型アプリケーションを構築するためのプラットフォームであり、関連するオープンソース・ソフトウェアのプロジェクト総称を指す。


独自のプライベート・ブロックチェーンの開発にも着手

コンセンシスは、ニューヨークを本拠地に、ブロックチェーン向けの分散型アプリケーションやエンドユーザー・ツールを開発している。

この新アプリケーションはユーザー・フレンドリーを重視して開発されているため、顧客は低コスト、低リスクでブロックチェーン・テクノロジーを試すことができる。

マイクロソフトでファイナンシャル・サービス用のテクノロジー戦略を担当しているマーリー・グレイ氏は、これを機に独自のプライベート・ブロックチェーン「スマート・コントラクツ」の開発にも乗り出し、20分以内に契約同意が完了するシステムを構成する試みについても明らかにしている。グレイ氏は「顧客がアジュールを利用して新しいサービスを提供する上で、イーサリアムの柔軟性がその可能性を広げてくれる」とグレイ氏は語る。

ビットコイン効果なのか、マイクロソフトの株価はこのところ再上昇。時価総額4290億ドル(約52兆8828億円)で米国3位となっている。この数字は2000年ごろのITバブル期以来、最高の水準である。(ZUU online 編集部)

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