中国 米国 国旗
(写真=Thinkstock/Getty Images)

Apple Pay の中国市場参入に苦戦を強いられていたAppleが、大手国際クレジット会社、チャイナ・ユニオン・ペイ(中国銀聯)との契約合意間近であることが複数のメディアに報じられている。


中国での最大のライバルはアリババのAlipay

米ウィール・ストリート・ジャーナル誌によると、来年2月8日の春節をメドにサービス開始が予定されており、Alipay(アリババ)やTenpay(テンセント)などの大手中国電子ペイメント・ブランドと競うことになる。

2014年のiリサーチ・チャイナの発表では、中国のオンライン・ペイメントはAlipayが全体の半分を占めており、Tenpayが20%、Yinshangが10%と3大勢力に大きく分かれていた。

ユニオン・ペイと提携することで中国500万台のNFC(Near Field. Communication)搭載端末でApple Pay が利用可能となるほか、現在交渉中だといわれているバンク・オブ・チャイナを含む中国の大手銀行4社との契約が首尾よくまとまれば、手ごわいライバル企業と対等の土俵にあがることができるだろう。


欧米でも巻き返しをはかるApple Pay

本国では出だしに躓いた印象の強いApple Pay だが、今年に入ってからは米大手小売チェーン店、ベスト・バイ  やスターバックス、KECなどが取扱い加盟店として名を挙げ、現在は米国100万店以上で利用可能となっている。

また英国ではマスターカードがApple Payの利用者に、ロンドン市内の公共交通機関を負担するキャンペーンを実施するなど、欧州でも利用者の獲得に力を入れている。

今回の中国進出について未だ正式なコメントは発表されていないが、中国の地方銀行は取引手数料の高さと普及率の低さを懸念しているといわれており、交渉の行方が気になるところである。 (ZUU online 編集部)

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