仮想通貨に採用されているブロックチェーン・テクノロジーに、いち早く注目。4月には米ビットコイン・サービス会社サークルに50億ドル(約61億 7375万円)を投じるなど積極的な動きを見せていた 米ゴールドマン・サックスは11月、「分散型、P2P、クリプト・テクノロジーを利用して金融市場のセキュリティー強化を図る」目的で、合衆国特許商標庁(USPTO)に仮想通貨「SETLcoin」の採用を申請した。

「SETLcoin」は投資家やトレーダー向けのデジタル・ウォレットに採用され、P2Pネットワークを通して資産や有価証券、現金への交換に利用可能になる予定だ。


即時決済が可能なトレード専用クリプト・デジタル・ウォレット

ビットコインに代表されるクリプト・カレンシー(仮想通貨)は、セキュリティー対策に暗号を利用しているため暗号通貨とも呼ばれている。従来の金融取引の概念を大きく変える仮想通貨の誕生は、国際規模の金融革命を盛り立てている。

「コストやリスクが低減された即時決済システム」というシニア・ IT エグゼクティブ、ポール・ウォーカー氏の言葉通り、「SETLcoin」の採用により、通貨取引きのプロセスにサード・パーティーの介入が不要になるため、より安全でスピーディーな処理が可能になる。

しかし現時点では「SETLcoin」の優先所有者が存在しないため、米証券取引委員会(SEC)のような監視機関の介入を検討する余地がある」とコメントしている。(ZUU online 編集部)

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