投資のヒント,強気の評価
(写真=PIXTA)

3月期決算銘柄の中間決算発表も先月中旬には終わりとなり、決算発表終了から1カ月程度が経過しました。そのためアナリストによる業績や評価の見直しもずいぶんと進んだとみられます。

そこで今回はTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に強気(強気とやや強気の合計)の評価が2人以上増えた銘柄をピックアップしてみました。

例えば大東建託 <1878> では強気の評価が決算発表前の4人から6人となり、決算発表前は5割を切っていた強気の割合が6割を超える水準に上昇しています。また、テルモ <4543> でも強気の評価が2人増えたことで3割程度だった強気の割合が5割となっています。

さらにソニー <6758> では13人から15人に、マツダ <7261> では14人から16人へと強気の評価が増えています。

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金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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