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前回に引き続きマネックス証券のFXPLUSのデモトレードをご紹介していきます。前回までにデモトレードの申し込みからログイン、口座情報、投資情報などのご紹介をしてきましたが、今回は実際のトレードに挑戦してみたいと思います。

マネックス証券では豊富な注文方法が準備されています。時と場合に応じて上手に使い分ける事でトレードを少しでも有利に進めることが出来ますので知っておきましょう。デモトレードで表示されている為替レートは全てリアルトレードと同じ物です、今回使用するWEBツールではスキャルピング等の超短期でトレードするスタイルには向いていないツールです。ある程度の期間建玉を保有して利益を狙う長期トレード、スウィングトレードに向いているツールだと思いました。それでは実際にどの様に取引をしていくのか見てみましょう。

【参考】 マネックス証券のFXPLUSデモトレード体験 ~その1~


①    新規注文に挑戦!

新規注文方法は大きく分けて5つ用意されています。新規注文のタブを選ぶとストリーミング、単独注文、IFD、OCO、IFDOCOの5項目が表示されている事が分かりますよ。トレードする際の建玉を保有タイミングはトレードの勝敗が7割方決まると言われている程重要な作業ですので、それぞれの注文方法の特徴を知っておきましょう。

【ストリーミング注文】

ストリーミング注文は現在のリアルタイムレートにて建玉を新規に保有する注文となっています。まずは必要な通貨ペアをプルダウンリストより選択します。そのあと注文数量を入力します。ここで注意しなければならないのは千通貨単位の註文数量となりますので間違えないようにしましょう。その後、注文確認にチェックを入れれば注文準備が完了します。大きく売りと買いのボタンが表示されていますので、任意のタイミングでワンクリックすればそのレートで建玉が新規に発生します。

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【単独注文】

単独注文ではあるレートを指定して売り注文、買い注文を出すことができます。さらに指値にするのか逆指値にするのか選択する事も可能です。

この単独注文は有効期限をつける事が可能です。下の絵を見て頂ければ分かる様に1日、1週間、無期限、日時指定と4種類選ぶ事が出来ます。デフォルトでは無期限が設定されていますので、必ず確認するようにしましょう。単独注文ではトレール注文を出す事も可能となっています。現在の値動きを予測し、ある程度のトレール幅を設定してトレンドの底、または天井から跳ね返った瞬間を狙う事が出来ます、ストリーミングでパソコンの前にずっと座っているより、こういった機能を利用する事で時間の有効活用、確実な建玉保有を狙う事が出来ます。

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【IFD(イフダン)注文】

イフダン注文は建玉を保有するレートと決済するレートをセットで注文する方法です。一次注文が買い注文であれば自動的に二次注文は売り注文にセットされるようになっています。一次注文、二次注文それぞれに執行条件を設定する事が出来るようになっています。有効期限もトレール注文と同様に設定できます。このイフダン注文はマネックス証券のサーバー上で実行される為、自分自身の端末でトレード画面を開かなくてもこの注文は条件が揃えば自動に実行されます。値動きを予測してセットしておけば朝会社に行き、帰ってきたら口座の資金が増えているという夢みたいな事も可能です。

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【OCO(オーシーオー)注文】

OCO注文は相場が膠着状態をブレイクする時等に有効な注文方法です。売りと買い同時に注文を出す事ができ、さらにどちらかの注文が成立したらもう片方の注文は取り消されるという特徴を持っています。さらに指値、逆指値の指定もできるようになっており、レンジが極端に狭まったボックス相場のブレイク時に確実に建玉を保有する事が出来ます。いつブレイクするか分からない相場の前でじっと待っている事も出来ませんのでこういった注文方法をぜひ活用しましょう。

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【IFDOCO(イフダンオーシーオー)注文】

この注文はIFDとOCOを組み合わせた注文方法となっています。まず、売りなのか買いなのかを決め、建玉を保有するレートと指値、逆指値を決めれば一次注文は完了です。つぎに二次注文を決めますが、一次注文を決済するレートを2種類設定する事が出来ます。多くのトレーダーがこの二種類を利食いと損切りに使います。こうしておく事で相場に向き合わなくても利食いと損切りの両方を自動で行ってくれるのです。

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決済時に注文数量を入力できるようになっており、IFD注文により成立した建玉の全額ではなく、半分だけ決済すると言う事も可能になっています。利食いも損切りもリアルタイムで画面を見ているとなかなかできない物です。結果的にこういった機能をつかってある所で機械的に建玉を決済する方が長い目で見た時にルール化出来て良いと思います。