スターウォーズ
(写真=Getty Images)

2015年12月18日午後6時すぎ、「スターウォーズ」の最新作「フォースの覚醒」がいよいよ日本で公開される。公開を間近に控えた12月10日には、J.J.エイブラムス監督を始め、シリーズ初のヒロインであるレイを演じたデイジー・リドリーや、ストームトルーパーの脱走兵フィンを演じたジョン・ボイエガ、ダース・ベイダ―の意思を受け継ぐカイロ・レンを演じたアダム・ドライバーらが来日。プレミアムイベント会場の東京・六本木ヒルズアリーナに集まった約1000人のファン達から熱烈な歓迎を受けた。

圧倒的な支持を得てのシリーズとして10年ぶりとなる公開は、とのような経済効果をもたらすのか。ブームの盛り上がりで恩恵を受ける銘柄はどれなのか。TVやネットを通じての連日のニュース報道はもとより、広告宣伝・イベントなど、広範に及ぶ関連情報から目が離せない。


経済効果は世界で3兆円以上に

米国の大手情報企業WIREDによると、「スターウォーズ/フォースの覚醒」が世界にもたらす経済効果は、玩具の1兆5000億円、ビデオゲームの4700億円、興行収入の4500億円、DVDの4300億円、書籍の2000億円など、計3兆3000億円に上るという。

日本の各企業もこのブームに乗り遅れまいと、関連商品やイベントなど、様々な企画を展開している。例えば1892 年に創業した貴金属ジュエリーの老舗 GINZA TANAKAは、シリアルナンバー入り54 セット限定の「スター・ウォーズ/フォースの覚醒 純金製小判 5g 千両箱セット」を、2015年12月3日から2016年4月30日までの期間限定で販売している。税込参考価格は272万6000円だというが、こうした大型商品が登場すること自体が、ブームの根強さを物語っているのだろう。

そこでここでは、関連イベントの開催や商品開発などの動きも含め、以下に注目銘柄を列挙しておくことにしたい。

◆南海電気鉄道 <9044>

同社は2015年11月21日から2016年5月8日の間、映画とタイアップした特別仕様の特急ラピートを運行する。スーパーシート用引換券2枚セットが3000部限定で1440円。やはり3000部限定のギュラーシート用引換券2枚セットが1020円。難波駅と関西空港を結ぶ特急ラピートは、1994年の運航開始から「深海潜水艇」、「鉄人28号」といったニックネームが付けられるほどの奇抜なスタイル。今回登場する「スターウォーズ / フォースの覚醒」号も、黒色を基調とした、映画の世界観を表現した外装デザインが特徴となっている。

◆ANAホールディングス <9202>

航空大手の同社は、ウォルト・ディズニー・ジャパンとライセンス契約を結び、スターウォーズのデザインを塗装したジェットを就航させている。最新鋭のボーイング787の機体に人気のR2-D2をデザインした特別塗装機に加え、来春には「スターウォーズ/フォースの覚醒」の目玉キャラ「BB-8」をイメージしたデザインも登場する。これらの特別塗装機の機内では、歴代スターウォーズ映画6本も一斉上映されるという。

◆キリンホールディングス <2503>

キリンビバレッジは、「スターウォーズ/フォースの覚醒」と炭酸ブランド「キリン メッツ」がタイアップした「キリン メッツ レッドフォース」「キリン メッツ ブルーフォース」を全国発売した。映画に登場する「シス・ダークサイド」をイメージした「キリン メッツ レッドフォース」、「ジェダイ・ライトサイド」をイメージした「キリン メッツ ブルーフォース」の2品で、甘みを抑えた炭酸強めの商品として、炭酸市場にインパクトを与えている。

◆アートコーポレーション <9030>

アート引越センターで知られる同社は、映画との新タイアップTVCMを公開した。「スターウォーズ」の第一作目が全米で公開された1977年は、同社が法人として設立された年でもある。以来の38年間をシンクロさせたCMの第二弾にあたる今回の作品では、「Moving toward the future.(未来へ、動け!)」をキャッチフレーズに、輝く女性を描いていると言う。

◆セブン&アイホールディングス <3382>

傘下のセブン-イレブンでは、限定版の「スターウォーズ新聞 特別号外」が付いた全国共通前売鑑賞券を発売している。最新ドロイド「BB-8」を表紙デザインとする、わずか406㎜×27㎜のコンパクトな「特別号外」は、広げると81㎝×109㎝にまで拡大する。コンビニの客層を「スターウォーズ」のファンに上手く重ね合わせた戦略が、映画の公開を前に注目を集めている。

◆森永製菓 <2201>

同社は11月24日から、映画に連動した商品として、人気キャラのダース・ベイダーをイメージしたビターチョコの「ダース/ダークロード」、チョコ レートを分注したビスケットに人気キャラクターや作品中の名言などをプリントした「スターウォーズ パックンチョ」、「ストームトルーパー」をイメージした「チョコフレークビッツ」など全5品を、数量限定で販売している。

◆オリエンタルランド <4661>

東京ディズニーランド(TDL)に「スターウォーズ」の世界を模したアトラクション「スター・ツアーズ:ジ・アドベンチャーズ・コンティニュー」を展開する4同社は、2016年2月上旬から9月上旬にかけての期間限定で、新作映画のシーンを加えたスペシャルバージョンを設ける。また、「R2-D2」をモチーフにしたポップコーンバケットや関連グッズの販売など、ブームを盛り上げる戦略に力を注いでいる。

◆ソニー <6758>

海外でも絶大なブランド力を持つ同社も、ディズニーのイベントD23 Expo で人気キャラクター「ダース・ベイダー」デザインのスターウォーズ限定版 PlayStation 4 を発表するなど、「スターウォーズ」には格別の力を注いでいる。この10月末には新作の公開に向けて、ジョン・ウィリアムズ作曲/指揮、ロンドン交響楽団演奏によるスターウォーズ6部作のオリジナル・サウンドトラック盤が、高品質のBlu-specCD2仕様、初の低価格化で緊急リリースしている。

◆バンダイナムコホールディングス <7832>

バンダイとナムコが経営統合した、総合エンタメ企業の同社は、ゲームセンターで稼働中の大型ゲーム機「スターウォーズ:バトルポッド」を個人向けにも発売している。その価格は何と456万円。数あるスターウォーズ関連商品の中でも最大級の大型商品だ。なお同機には、特別カラーの筐体に本革シートやネームおよびシリアルナンバー入りプレートをあしらった1200万円の特別仕様「プレミアムエディション」も用意されているのだと言う。

◆タカラトミー <7867>

同社は映画の公開当日に合わせて、注目の新キャラクター「BB-8」を自由自在に操作できる赤外線コントロールトイ「フォースの覚醒 リモートコントロール BB-8」を発売する。物語の重要なカギを握るボール型のドロイド(ロボット)として映画に初登場する「BB-8」さながらに「回転アクション」や「サウンド」を再現できるのが特徴だと言う。

このほか、全国で映画を上映する東宝 <9602> や、「スターウォーズ フォース コレクション」において、新作映画の公開に向け、イベント・キャンペーンを実施するコナミ <9766> などの銘柄にも注目しておきたいところだ。(ZUU online 編集部)

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