株式市場は年明け以降大幅な調整となっています。下落基調が続いた日経平均は一昨日に今年最大の下げをみせると、昨日も400円近い下落となり16,000円割れ手前まで水準を切り下げました。
このように大幅な調整となっている株式市場ですが、配当利回りの観点からすると株価下落で魅力が増しており、本日の日本経済新聞でも「銘柄探し成長より配当」と記事が掲載されています。
こうしたなか投資のヒントでは3月期決算銘柄を対象に大型株と中型株の高配当利回り銘柄を取り上げましたが、今回は増益基調で高配当利回りの小型株をピックアップしてみました。具体的には営業利益のコンセンサス予想が今期、来期と増益で配当利回りが2%以上のものをリストアップしています。
そのなかには新光電気工業 <6967> やティーガイア <3738> など配当利回りが3%を超えるものがあるほか、ニチアス <5393> や日本ユニシス <8056> のように連続で二桁増益が期待されている銘柄もみられます。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
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