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発音や文法よりも「話すこと」

中学生レベルの英語でも使えば世界はどんどん広がる

(写真=The 21 online/松本 大(マネックス証券会長CEO))
(写真=The 21 online/松本 大・マネックス証券会長CEO)

インターネット証券という新業態を切り開いたベンチャー起業家であり、米国などでも事業を展開する松本大氏。彼は外国人を相手に、どんな英語で何を話しているのか? これからますます国際化の波に飲み込まれていくだろう日本のビジネスマンのために、英語を学ぶ意義と、その勉強法をお聞きした。

中学生レベルの英語でも世界でビジネスができる

「これからの日本人ビジネスマンには英語が必須」などという話をよく聞きますが、私自身は「誰もが英語を絶対に身につけるべき」とまでは思っていません。ただ1つ、確実に言えることは、「英語が話せると世界が広がる」ということ。

マネックスグループは海外への進出を次々と進めており、いまや海外の社員のほうが多くなっているくらいです。英語があまりできない社員もどんどん海外に出て行っていますが、みんなとても楽しそうに仕事をしています。私自身もダボス会議などいろいろな国際会議に出る機会が増え、確実に世界が広がっていったと思います。

しかも、私の持論は「仕事で英語を使うぶんには、高度な英語力など必要ない」というもの。なぜそう言えるのか。私自身、中学生に毛が生えたレベルの英語力しかないのに、英語で仕事を十分にこなせているからです。

私が使っている英単語や文法は中学1~2年生レベルのものばかりです。つい先ほど送ったメールを見ても、”I want you to do ○○.”や”You don’t need to sell ○○ yet.”といった具合ですから、中学生レベルの作文と大差ありませんよね。

そもそも、世界を見回しても、みながみな、きちんとした英語を使っているわけではありません。たとえば、米国のブッシュ前大統領の英語なんて、それはもうひどい。「三単現のs」などまずつかないし、明らかな単語の誤用も少なくありません。しかし、その英語力で国連やG7などの国際舞台で堂々と話しているわけです。

ネイティブのブッシュ前大統領ですらこうなのですから、みなさんがビジネスの場で多少発音や文法を間違えたところで問題はないはず。ならば、英語を使ってどんどん世界を広げていったほうが良いのではないでしょうか。

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