転職活動経験者を対象にした調査で、転職活動にかかった費用が当初用意していた予算額より多くかかったと答えた人が55%だったこと、出費項目で多かったもの(複数回答可)として「衣類の買い替え」(69%)、「ビジネスグッズ」(42%)、「資格取得や勉強・習い事」(38%)が上位を占めたことが分かった。
これはエン・ジャパンが運営する求人・転職支援サービス「エン転職」のサイト利用者を対象にアンケートをとったもので、3998人から回答を得ている。実施は昨年12月末。
出費の理由は「面接対策」が6割
「衣類の買い替え」と答えた人にその内訳をたずねたところ、上位を占めた回答は、スーツ、シューズ、仕事用のカジュアル服--だった。「ビジネスグッズ」については上から、文具、ビジネスバッグ、専門書籍、ビジネス本、ノートパソコン、タブレット端末--という回答に。
そして「資格取得や勉強・習い事」にお金を費やしたという人にたずねた内訳ではパソコンスキル、その他専門知識、法律・財務・経理、語学、運転免許、ビジネス知識(MBAなど)--という回答となった。
転職活動中の出費理由についても質問(複数回答可)しており、「なぜそのモノやサービスを購入したのか」たずねたところ、58%が「面接準備びため」としたほか、「転職への意欲を高めるため」(35%)、「知識やスキルを身につけるため」(同)、「第一印象を良くするため」(31%)--と回答した。
転職活動には思ったよりお金がかかったという人が2人に1人という結果。これから転職活動をしようという人は、今考えている以上の資金を用意しておいたほうがいいかもしれない。(ZUU online 編集部)
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