OneTapBUY,スマホ証券
(写真=FinTech online編集部)

投資の初心者でも、片手のスマホで簡単に投資できる。そんな未来を作り出しそうなアプリをダウンロードした。スマホ証券アプリの「PayPay証券」だ。2016年4月末から開始したクローズドサービスに続き、6月1日には、正式にアプリがローンチ。いよいよ本格的に船出した。

PayPay証券が描く未来像を実現させる航海に漕ぎ出したとすれば、投資初心者にとっても使い易いアプリになっているかどうかが気になるところだ。早速、スマホ証券アプリをダウンロードし、実際にはどのような使い方をすればいいのか、検証してみた。

直観的な操作で米国株投資のハンドリングも可能に

スマホ証券アプリ「PayPay証券」の最も大きな特徴は、直感的な操作だけで有名な米国株を売買できることにある。従来の株取引で必要だった、成行注文や指値、逆指値などの注文方法を気にしなくてもよく、勉強中の投資家でも取引できそうな注文方法だろう。

同アプリで取引できるのは今のところ、米国株の30銘柄となっている。Facebook、Googleの持ち株会社であるアルファベット、ほとんどのすべての読者がご存知であろうCoca-Cola、故スティーブ・ジョブズがその創業者として知られるApple、不動のエンターテインメントの王者ともいえるDisneyなど、有名どころばかりだ。

PayPay証券の三好美佐子取締役マーケティング部長は「なるべく迷わずに買ってもらえるように投資の未経験者でも知っているであろう銘柄を選んでいる。まずは知名度から選んでいる」と話し、日本国内でも広く知られている銘柄を選択した狙いを語る。

ほかにも、スポーツ用品ビジネスを行うNIKEや、ファストフードチェーンとして抜群の認知度を誇るマクドナルド、今や「ITの老舗」とでもいえそうなIBM、製薬メーカーのPfizerなど名だたる米国株銘柄が取り扱い銘柄のリストには並んでいる。

また比較的に簡単に取引口座を開設できることも、PayPay証券の魅力の一つになりそうだ。三好部長によれば、スマホ証券のアプリ内で口座の申し込み手続きを行うことも可能で、「身分証明書の提出もアプリで撮影して提出することもできる。最短では2営業日で口座の開設できる」という。