3. 自分の投資スタンス、リスクがどれだけ取れるのか考えておく

同じ目的で運用する場合でも「元本割れは避けたい」と考える人もいれば、「多少のリスクをとってもいい」という人もいます。投資や資産運用に対する考え方は人それぞれです。大きなリターンを期待すればリスクも大きくなりますし(ハイリスク・ハイリターン)、大損はしないが利益もそこそこという投資も可能です(ローリスク・ローリターン)。こうした投資スタンスについて、自分がどういう考えなのかイメージしておきたいものです。

ただ運用のゴールまでの期間がどれくらいあるのか、目標金額をいくらに設定するのかといったことにも左右されます。具体的には、IFAとの相談の過程で自分なりの投資スタンスを確認してもよいでしょう。

4. 自分なりに予備知識をつけておく

IFAに相談すると、当然ですが金融関係の専門用語が出てきます。もちろん専門用語の意味を尋ねることはできますが、そこに時間をとられてしまい時間内に知りたい内容を聞くことができなくなるかもしれません。また、初めて聞く用語ばかりだと、混乱して冷静に判断できなくなるかもしれません。

そこで、資産運用に関係する情報や用語について、自分なりに少し学んで予備知識をつけておくとよいでしょう。もちろん詳しく知る必要はありませんし、分からないことがあったら聞けばよいのです。

そうした基本的な情報をふまえておけば、相談内容をより具体的なものにできるはずです。

IFAを上手に利用して資産運用を始めよう

今回紹介した4つのポイントについて、準備ができていなくてもIFAへの相談は可能です。ただ、いずれかの項目を自分なり整理しておいたほうが、相談がスムーズに進むはずです。

納得のいく資産運用を行うためにもプロの力を上手に利用して、はじめの一歩を踏み出してみましょう。 (提供: IFAオンライン

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