経済大国で負債保有世帯と負債額が増加

オーストリア、英国、日本、米国、ドイツなどの経済大国でも、世帯負債が実質可処分所得を大きく上回っている。

ドイツ(18位)以上の順位にランクインしている国の平均負債は、いずれも100%を超えおり、負債保有世帯の増加が目立つ。

総務省統計局の発表によると、日本では2013年以降、二人以上の勤務者世帯の負債高が、平均年間収入以上に達している。昨年の統計を例に挙げると、平均年間収入が709万円であるのに対し、負債高は755万だ。

過去10年間以上、負債保有世帯数は常に50%前後にとどまっており、中央値(負債のない世帯を除いた平均値)は1995万円となっている。

負債が家計を圧迫している20カ国

20位 オーストリア(89%)
19位 イタリア(90%)
18位 ドイツ(94%)
17位 フランス(105%)
16位 ベルギー(112%)
15位 米国(113%)
14位 ギリシャ(115%)
12位 フィンランド(127%)
12位 スペイン(127%)
11位 日本(132%)

10位 ポルトガル(141%)
9位 英国(153%)
8位 韓国(163%)
7位 カナダ(166%)
6位 スウェーデン(173%)
5位 オーストラリア(206%)
4位 アイルランド(207%)
3位 ノルウェー(225%)
2位 オランダ(277%)
1位 デンマーク(308%)

(ZUU online 編集部)

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