関正生,英単語,実生活,覚えるコツ
(写真=The 21 online)

単語帳ではなく、実生活と結びつける

英語を身につけるためには、英単語を覚えることが絶対に不可欠だ。しかし、英単語を覚えるのはひたすら暗記する作業になってしまいやすく、面白味が感じられずに、挫折しやすい。そこで、努力と根性ではなく、楽しみながら覚えるコツを、関正生氏に教えていただいた。

身の周りを見返すだけで1,000語は増える!

英単語を覚えるのがつまらないと感じる原因の一つは、リアリティが感じられていないこと。つまり、実生活とどう結びついているのかがわからず、親近感が持てない、ということです。

たとえば、韓国になんの興味もない人には、ハングルはただの図形に見えるでしょう。しかし、韓流スターのファンになれば、ハングルに対しても親近感が生まれて、覚えるのが楽しくなるのではないでしょうか。

英単語も同様です。ですから、英単語と実生活との結びつきを意識することが、楽しく覚えるためのポイントになります。

実は、気がついていないだけで、英単語と実生活との結びつきは、たくさんあります。

女性なら、コンシーラーをバッグの中に入れている人も多いでしょう。そのバッグを横に置きながら、「concealは『隠す』という意味だ」と一生懸命覚えているような人が多い。

でも、concealとコンシーラーが頭の中で結びつけば、「隠す」という意味はすぐに覚えられるはずです。

また、peelという単語が、キッチンにあるピーラーと結びつけば、「剥く」という意味が簡単に覚えられます。

ビジネスシーンではカタカナ語が多く使われますから、それらと結びつけて覚えられる英単語の数も多い。

このように、少し視点を変えて身近なものと結びつけることで、500~1,000もの英単語を覚えることができます。