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(写真=PIXTA)

史上まれに見る低金利時代の中、安定して収益を上げられる不動産投資の魅力が注目されている。しかし情報氾濫のため、スタートで間違った物件を購入してしまうことを危惧する人もいるのではないだろうか。そうならないためにも、まずは不動産投資の本質を俯瞰するので参考にしてほしい。

不動産投資に向く人、向かない人

不動産投資がお勧めといっても株式投資などとは性格も違う。どちらが自分に向いているのか理解したうえで、選択しよう。

不動産投資は賃貸業というプチビジネスである点が、他の投資法と大いに違う。単なる金融投資ではなく、住環境を提供するというサービス業なのだ。ここを分かっている人が成功しているといっても過言ではない。

賃貸業にはさまざまな関係者がいる。融資をしてくれる金融機関、物件を任せる管理会社、そしてお客様である入居者だ。これらさまざまな利害関係者と交渉し、課題やトラブルを克服してこそリターンがあるのだ。コミュニケーション能力の高い人が向いていることは間違いない。