世界32カ国、5万5000人の消費者の銀行への関与度を測定した「銀行関与度指数(BRI)」から、かつて「主流金融機関」として君臨していた従来型の銀行が、着実にスタートアップに追いあげられていることが明らかになった。数値が低いほど、消費者の銀行への忠誠心が低く、オルタナ・バンキング(非銀行系取引)にオープンなことを示す。

中国、インド、ブラジルといった銀行へのアクセスが確立されていない新興国が上位にランクインしている一方、日本、イタリア、米国などの先進国でも銀行からスタートアップへの移行が目立つ。対照的にデンマーク、フィンランド、ドイツ、ニュージーランドを含む一部の国では指数が80をこえており、いまも銀行のサービスが広く利用されていることがわかる。

オンラインやモバイルバンキングの普及が、消費者を非銀行系商品・サービスに駆りたてているのは疑う余地がない。またeコマース市場の発展も、非銀行系の主力を押しあげた要因となっている。

BRIを作成したアーンスト・アンド・ヤング(EY)は、今後アジア地域を中心にさらなる銀行離れが広がると予想している。

オルタナ・バンキングが盛んな20カ国

20位 スペイン(77.6)
19位 ギリシャ(76.9)
17位 UK(75.6)
17位 トルコ(75.6)
15位 アイルランド(75.1)
15位 南アフリカ(75.1)
14位 シンガポール(74.1)
13位 ルーマニア(73.4)
11位 米国(72.2)
11位 マレーシア(72.2)

9位 ナイジェリア(71.8)
9位 日本(71.8)
7位 香港(71.1)
7位 ブラジル(71.1)
5位 メキシコ(71.6)
5位 イタリア(71.6)
4位 インド(71.1)
3位 中国(69.5)
2位 インドネシア(66.9)
1位 サウジアラビア(59.7)

(ZUU online 編集部)

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