2016年開催されたリオ五輪は日本人にとって予想以上に熱い大会となった。日本男子400mリレーがアメリカをくだして記念すべき銀メダルを取得し、日本全土をおおいに沸かせたのは記憶に新しい。着実に近づいている2020年の東京五輪も日本勢のメダルラッシュが大いに期待されるところだ。

最近ではオリンピックや以前からの健康ブームの影響か、新たにランニングや球技などのスポーツを始める人が後を絶たない。若者の出会いの場にしても、スポーツを通して出会いを提供するサービスも始まったり、今後スポーツ業界はますます盛り上がりを見せることだろう。

そこで、オリンピック関連銘柄としてスポーツ用品編をお伝えする。誰もが知っている代表的なスポーツメーカーからそれほど有名ではないが高品質の商品を手掛ける企業まで幅広くカバーしていきたい。

なお株価、割安指標(PERとPBR)、配当は10月29日終値を基準としている。PERとPBRは割安度合いを測るための指標であり、この指標が低いことは割安であることの一つの条件となっている

1. アキレス <5142>

【業務展開】自動車の内装材なども手掛ける化学メーカー。20キロ歩けるスニーカーのような「ALL DAY WALK」など機能性重視したシューズに定評。
【株価】1504円
【PER】25.02倍
【PBR】0.66倍
【1株配当】40円

2. ヒマラヤ <7514>

【業務展開】サッカーシューズ、ランニング、テニスラケット、アウトドアなど幅広い製品を扱うスポーツ用品小売り店。
【株価】807円
【PER】18.18倍
【PBR】0.73倍
【1株配当】20円

3. ゴールドウィン <8111>

【業務展開】スポーツウエア中堅。アウトドア「ザ・ノース・フェイス(TNF)」などマルチブランドに強みを持っている。スイマー向けの高機能素材にも注目
【株価】4905円
【PER】18.78倍
【PBR】2.01倍
【1株配当】55円

4. ミズノ <8022>

【業務展開】スポーツ用品専業大手。スポーツ全般に扱うが、特に野球、水泳、ランニング、陸上競技に強み。海外事業を強化中。
【株価】565円
【PER】20.38%
【PBR】0.84倍
【1株配当】10円

5. アシックス <7936>

【業務展開】欧米のランニングに強み。タイなどの新興国も拡大中。特に「オニツカタイガー」ブランドがインバウンド需要を取り込み大人気。
【株価】2265円
【PER】31.85倍
【PBR】2.47倍
【1株配当】23.50円