23日の安川電機 <6506>の決算発表を皮切りにスタートした3月期決算企業も昨日が前半戦の山場でした。上場企業全体でみれば来月10日がピークですが、TOPIX500採用の主力企業では昨日がピークで、80社を超える企業が決算を発表しています。そこで今回は早速、昨日の決算をTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に集計してみました。

その結果、TOPIX500採用の3月期決算銘柄でみると昨日の決算発表ではおよそ4社に1社の割合で業績予想が上方修正されています。

例えば日本郵船 <9101> や商船三井 <9104> 、川崎汽船 <9107> といった海運大手3社が揃って業績予想を上方修正したほか、オムロン <6645> や日東電工 <6988> 、三菱自動車工業 <7211> なども上方修正に踏み切っています。一方で任天堂 <7974> や京セラ <6971> などが下方修正に追い込まれています。

◆決算集計(1月31日発表分)

◆決算集計(1月31日発表分)2

◆決算集計(1月31日発表分)3

◆決算集計(1月31日発表分)4

もう一つのヒント

◆明日の決算発表スケジュールは

23日の安川電気 <6506> からスタートした3月期決算企業の第3四半期決算発表も今週に入って一段と本格化しています。こうしたなか明日は三菱電機 <6503> や三菱重工業 <7011> 、三菱商事 <8058> 、新日鉄住金 <5401> 、ソニー <6758> 、パナソニック <6752> などが決算発表を行う予定です。

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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