今朝も天気は良く、暑い一日になりそうですが、株式市場は海外市場が休場ということもあって方向感に乏しく、全く動きがありません。こうしたときは幕間つなぎ的に小型銘柄、新興市場銘柄が買われる、というか新興市場銘柄の動きが目立ちます。値動きが軽いものは値動きが軽いから買われるということもあるのですから、値動きが軽いうちに売り買いするということなのだと思います。

東証の売買高のうち外国人が6~7割ということが言われますが、昨日のように海外市場が休場となるということで外国人投資家の参加が少なくなっても、東証の売買高が6~7割減るということもありません。外国人投資家といってもいろいろな「外国人」がいるのですから、「外国人が買っているから」とか「売っているから」と言って何も右往左往することはなく、「どんな外国人が今の相場に積極的に参加しているのか」を見極めることも相場を見るうえでは重要と思います。そうでないとちょっとした「外国人が買っている」などというニュースに飛びついて痛い目に合うということになるのでしょう。生兵法はけがの元ということです。

米国をはじめ海外市場は休場となるところが多く、本日の日本市場も方向感に乏しい展開になりそうです。ただ、米大統領のロシア疑惑や北朝鮮問題、欧州でのテロへの懸念など、^どちらかといえば売り材料が多いということではないかと思います。日経平均が2万円を付けなかったということはさらに円安が進むとか、現在考えられている懸念材料のいくつかが払しょくされるということでもないと上値は重く、上値の重さを嫌気する動きが加速されると一気に調整となるのだと思います。

19,700円水準でしっかりとした感じですが、ここを割り込むとやはり、という感じで19700円水準が上値ということになりそうです。19,500円~600円水準で下げ止まるのか、あるいは19,200円~300円水準まで調整となるかということではないかと思います。

本日の投資戦略

アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

海外市場が休場となることもあり、昨日の日本市場はほとんど方向感に乏しい展開になりました。本日も昨日に輪をかけて動きがなさそうです。夜間取引でも日経平均先物は昨日の終値水準で値段が3本しかついておらず、実質的には全く動かなかったということになります。諸々株価を動かす要因もあるのですが、国内勢だけでは方向を出せないということなのかもしれません。

本日の日本市場も引き続き方向は見えないのだと思います。幕間つなぎ的に昨日のように小型銘柄、新興市場銘柄が個別に買われるということで市場全体としては動かないということでしょう。ただ、米国の利上げを織り込んでいるとすれば、実際に利上げがあったあとは円高に振れるという場面もありそうですし、世界的な金余りのなかでの株高も少し変化が出てくるかもしれません。

清水 洋介(しみず ようすけ)

証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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