札幌ドームの大型ディスプレイを受注!
プロ野球12球団中6球団の本拠地の大型映像装置を納入している三菱電機、7球団目の今回は札幌ドーム(日本ハムファイターズ)の映像装置2つ(ライト前・レフト前)とスコアボード1つ(ホームベース前)を受注しました。名前は「オーロラビジョン」、早ければ2015年から運用する予定です。
これらの装置はプロ野球の本拠地球場では最も大きく、特にライト前・レフト前の映像装置のサイズは従来の約3倍である高さ9m、横幅32m、ホームベース前のスコアボードも高さ4m、横幅13mに及びます。にも関わらず、ピクセル当たり面積は以前より小型化されているため、画面全体の解像度が高く、今まで以上に鮮明な映像を映し出します。また、某社のアクトロンの赤色・黄色が鮮明に映る様に、三菱電機のオーロラビジョンは今までの装置と比較して黒色が鮮明に映る様です。そのため、受注金額も相当高いものと言われます。
まもなく創立100周年
三菱電機はまもなく創立100周年を迎えます。豊かな社会に貢献するため、日々技術力を高めています。以前、同社が創立90周年を迎えた時は半導体から高品質の住宅、オフィス、工場等の社会基盤に置ける大型システムを重視していました。当時の90周年のロゴマークは緑色の「90」と言う数字から葉っぱが羽ばたいており、環境面を重視しつつ、未来に向かって羽ばたく企業としてのデザインが読み取れましたが、紛れもなく10年後を意識している点があらわれていました。一方、今回の100周年は常に社会に関与する基本的な考えから、活力とスペースがある社会に向けて、企業自ら変わり続ける、そんな100周年を目標にしている様です。
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三菱電機