2017年8月24日11時過ぎに神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。（提供：
羊飼いのFXブログ
※チャート付き）
現在の為替相場の傾向や相場観
マーケットは現在、今晩からのジャクソンホール待ちのムード。22日のトランプ米大統領の発言で、米ドル安、株安、債券高、金利低下を引き起こした。しかしながら、現在はトランプ米大統領の発言よりもイエレンFRB議長の発言の方が注目度も高く、重要視されているためこの流れは限定的だろう。
現在の為替相場の戦略やスタンス
マーケットの方向性は、今回のジャクソンホールでのイエレンFRB議長の発言次第。9月の利上げ観測は遠のいており、早くても12月だと見られている。そのため、利上げに関する言及の可能性が低いが、バランスシート縮小の着手は見込まれているため、これについては何かしらの発言があるだろう。
イエレン氏のタカ派色の濃くない発言を予想しており、そうなると株価にとってはポジティブ材料となるため108円台半ば付近が絶好の買い場となりそうだ。今週の予想レンジは108.50～110.50円。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券（株）（現三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社）を経て、1991年（株）メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月（株）外為どっとコム総合研究所入社。
羊飼い（ひつじかい） FXトレーダー＆ブロガー
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