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持病があっても申し込める保険とは

持病があっても申し込める保険は通常の医療保険よりも保険会社が契約を引き受ける健康基準を緩和した「引受基準緩和型」と呼ばれる保険商品です。

引受基準緩和型医療保険の引き受け基準は保険会社によって異なりますが、一例を挙げると、直近3カ月以内に入院手術がない（すすめられてない）こと。過去1年以内に病気やケガで入院手術を受けていないこと。過去5年以内にガンや肝硬変による入院手術を受けていないこと。といった条件が挙げられます。

通常の医療保険であれば、ガンになったという病歴があるだけで引受が難しいケースが多いですが、引受基準緩和型の条件を逆に見ると、ガンや肝硬変が完治して5年以上経過していれば保険の引受の対象となる。ということが言えます。また、引受基準緩和型の保険は基本的に終身型（一生涯の保障）で、年齢を重ねても保険料が変わらないタイプの保険です。

その為、一生涯付き合っていく持病を持っていらっしゃる方は、なるべく早いうちに保険を契約した方が保険料を安く抑えることが出来ます。


普通の保険と引受基準緩和型保険は何が違うの？

普通の保険と引受基準緩和型保険の違いは保険料と保障内容です。価格は約2倍、保障内容もシンプルですが持病を持って保険に入れなかった方に人気の保険商品となっています。

引受基準緩和型保険は普通の保険と比較して保障内容に制限があると同時に、保険料が高くなります。具体的には、主契約以外の特約と呼ばれるオプションを付加することがほとんど出来ないということがあります。例えば最近話題になっている先進医療特約や健康祝い金特約なども付加出来なくなっており、入院、手術などの基本的な保障しか用意されていない場合が多いです。

当然通常の保険に入れる方が保障の面でも保険料の面でも一番望ましいですが、これまで高血圧などの持病を持っている場合は保険に入れなかった時代もあったので、持病を持っている方にとってはありがたい保険と言えるでしょう。