2017年9月27日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:
羊飼いのFXブログ※
チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
昨日のイエレンFRB議長の発言で「物価の伸び鈍化は一時的」という内容があった。つまり、利上げに対する前向きなスタンスは継続と捉えられ、9月初めには30%だった利上げ確率が今回80%台を超える結果となった。
過去をみるとイエレンFRB議長が利上げに踏み切った際、いつもこの利上げ確率が80%台となっていたため、これは一つの物差しとなり得る。一方、日銀の黒田総裁からは出口戦略の話題が出ないことで、日米、つまり米ドル/円の場合、ドル強気スタンスと考えている。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円の日足チャートをみると200日移動平均線を上回り、7月の高値114円台も視野に入ってきた。ただし、200日移動平均線をしっかり超えてきたわけではないので、この移動平均線付近での攻防の可能性も捨てきれないことや、北朝鮮リスクも不透明であることから、一時的な円高に見舞われることがあるかもしれない。そのため、米ドル/円やクロス円ロングの場合は、小まめに決済し、回転させるトレードで臨みたい。
井口喜雄
トレイダーズ証券
市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。月刊 FX攻略.comで「現役為替ディーラーが本音で語る”Dealer’s EYE”」を連載中。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「
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」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。
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