2017年9月29日11時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:
羊飼いのFXブログ
※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
9月の米ドル/円は、北朝鮮の建国記念日の前日、9月8日(金)に一時107円台までリスクオフの動きが加速する場面があったものの、そこから上昇トレンドに転換した。22日(金)には、水爆実験を実施した可能性があるとの報道があるなど、依然として軍事的緊張は続いている。しかし、リスクオフで下落したところは、米ドルを買い遅れている機関投資家の買い場となっている。
現在の為替相場の戦略やスタンス
週末、月末、半期末の本日東京市場では、米ドル買いと米ドル売りが拮抗している。
また、数年前まではロンドンフィックス(仲値)は需給の偏りが噂されていたが、このところは当局の指導もあり、実態がわかりにくくなった。
基本的に米ドル買いの流れは変わらず、米ドル/円の押し目買いスタンスを継続。
ただし、本日はロンドンフィックスの特殊フローや、北朝鮮リスクを考慮して、週末のポジションリスクは抑えておきたい。
西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「
西原宏一のヘッジファンドの思惑
」を連載中。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「
羊飼いのFXブログ
」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。
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