2017年10月17日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供: 羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材,為替見通し
(写真=PIXTA)

株価は好調なものの、米ドル/円は方向感のない動きが続いている。FRB次期議長の人事を巡っては、タカ派のジョン・テイラー・スタンフォード大教授の名前が挙がったが、誰に決まるかはわからない。

また、日本の総選挙については、マーケットでは自民党の大勝を織り込む動きとなっている。コンセンサス通り自民党が勝利すれば、現状の政策が継続されるため、マーケットへの影響も限定的。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の今後の方向性は、FRB次期議長の人選とトランプ減税の行方によって決まるため、しばらくはもみ合い相場が予想される。次期FRB議長がタカ派であれば米ドル買い、トランプ減税が年内に決まれば米ドル買いの展開となるだろう。

日本の総選挙で自民党が勝利すれば、株価は織り込み済みの利益確定により反落し、米ドル/円も上値が重くなると見ている。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ 」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。

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