4197654640_db2eb3c031_z

ダウ平均が17,000ドル超えをしたのに続き、S&P500も高値を更新し、FOMCの利上げ時期を様子見しながらもアメリカ市場は好調に推移しているようです。さて、フェイスブック、ツイッターに続き、アリババがついに上場する気配をみせています。大型上場となるアリババについて調べてみました。


アリババの会社概要と創設者

アリババは、中国最大手電子商取引の会社です。会長のジャック・マー氏は、8月28日のブルームバーグの記事に中国一の富豪と書かれており、純資産額は、218億ドル(約2兆2600億円)中国の富豪の1位が電子商取引会社アリババのジャック・マー氏、2位が、中国最大のインターネット企業のテセントの創設者、3位は、検索サイトバイドゥ(百度)の創設者と、3位の全てがIT関連の創設者で占められています。中国の富の創設ペースは速く、特に中間層から恩恵をうけるビジネスなどで顕著にあらわれているようです。

話が逸れてしまいましたが、アリババは、中国最大手のオンラインショッピングモール「タオバオ」他、「世界中の人々が簡単にオンラインでの取引を実現できるサービスを提供している」とうたって、ネットを通じて様々な事業を行っています。米国の「Yahoo」と業務提携を結んでいたり、日本では、ソフトバンクの出資で「アリババ」の日本法人もだしています。


アリババの上場予定はいつ?IPOを買うには

アリババの上場は、今月の中旬から下旬とされているようです。おそらく9月16日ごろになるだろうといわれています。ブルームバークによると5人アナリストの試算したアリババの上場は、アメリカ市場最大の規模になるといわれ、上場後の企業価値は、2000億ドル(約20兆8,000億円)になると見込まれています。9月2日のブルームバーグや日経新聞によると投資家説明会を9月3日予定していましたが、今週に延長し、仮条件や上場は、9月18.19日にずれ込む可能性がでてきたという事で、上場は少し遅れる可能性がありそうです。

アリババのIPOを購入するには、取扱いの証券会社を探す必要がありますが、IPOを購入する事は、おそらく人気の度合いから難しいと思われるので、米国株を取り扱っている所、アリババも取扱い予定の証券会社を確認して、口座を開設し、上場してから購入する方が確実に購入できます。