先月下旬からスタートした3月決算企業の第2四半期の決算発表も今週でほぼ終わりとなりますが、11月に入って一足早く決算を発表した銘柄ではアナリストによる業績や目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

そこで今回は今月2日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に2社以上から目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも特に目標株価の引き上げが目立つのがスズキ <7269> で、上方修正により通期の営業利益の見通しが二桁の減益予想から一転して二桁の増益予想となったこともあって決算発表後に7社が目標株価を引き上げています。また、工業機器大手のアズビル <6845> でも上方修正で通期の営業利益が一桁増益予想から二桁の増益予想となったことで5社が目標株価を引き上げています。

投資のヒント
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク マネックス証券より】
日経平均 3万円の根拠 PART1
押し目買い意欲の強さを確認する週 米国の税制改革の行方が引き続き波乱要因に
DeepMacro FX-1 英ポンドのロングを削減した分、ドルのネット・ロングを拡大 他の通貨はほぼ変更なし
2017年10月米国雇用統計プレビュー
マネックス銘柄スカウターを活用した銘柄選び