先月下旬からスタートした3月決算企業の第2四半期の決算発表も終わりとなりましたが、11月の第二週に決算を発表した銘柄でもアナリストによる業績や目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。

投資のヒント
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そこで今回は今月7日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に2社以上から目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも特に目標株価の引き上げが目立つのが業績予想を第1四半期に続いて上方修正したトヨタ <7203> で、通期の営業利益の見通しをコンセンサス予想にほぼ肩を並べる水準まで引き上げたこともあって決算発表後に9社が目標株価を引き上げています。また、ニコン <7731> でも決算発表後に5社が、そして住友電気工業 <5802> では3社が目標株価を引き上げています。

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金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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