先週金曜日から師走相場入りとなりました。したがって、11月に入ってやや遅れて決算を発表した企業でもアナリストによる業績や目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。

そこで今回は先月8日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に3社以上から目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも特に目標株価の引き上げが目立つのがSMC <6273> で、通期の業績予想は据え置かれたものの、上期の営業利益が4割余りの大幅な増益となったこともあって決算発表後に8社が目標株価を引き上げています。また、太陽誘電 <6976> でも決算発表後に7社が、そしてスクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> では6社が目標株価を引き上げています。

決算発表後に3社以上が目標株価を引き上げた主な銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク マネックス証券より】
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