2017年12月11日12時過ぎに齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
先週8日(金)の米雇用統計は、新規雇用者数が19万5000人の事前予想よりも良く、結果は22万8000人だったが、平均時給は予想の2.7%よりも悪く結果は2.5%だった。
このまちまちな結果を受けて米国長期金利が急落したため、米ドル/円も113.00円のオプションに向け、売られたものの、オプションの満了時24時を過ぎてから再び元の上昇トレンドに戻った形となった。
「イスラエルの首都はエルサレム」とするトランプ米大統領発言の波紋が広がりつつあるものの、米ドルはこのリスクオフ要因を無視した形で上昇している。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円は今週のFOMCでの米国の利上げを織り込みながら、もう少し上値をトライしそうだが、若干頭が重い。次のテクニカルターゲットである11月14日の高値113.91円を超えられるかどうかは、米国の長期金利次第だろう。
米ドル/円の戦略としては113.10円切れにストップを置いて113.40~113.50円への下げは買い。ターゲットは113.90円。それを超えると11月6日につけた直近の高値である114.73円が現実的となるが、それを超える程の力は今のマーケットにはないだろう。
齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。
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