2017年12月12日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

米国時間の13日(水)に控えているFOMCでは、利上げがほぼ織り込まれており、相場を動かす材料にはならなそうだ。本日12日(火)は、米アラバマ州で上院議員補欠選挙が行われる。仮に上院が議席を落とした場合、クリスマス前の米税制改革法案の成立が難しくなる可能性もあり、選挙結果に注目している。

米投資銀行のゴールドマン・サックスは、米税制改革法案の年内の実現を予測しているが、マーケットの織り込み度合いは3割程度ではないかと見ている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米税制改革法案の成立を前提に、米ドル/円は比較的堅調に推移しているが、ここから年末に向けて、為替は動きづらい。

米長期金利がなかなか上昇しないため、米ドルも上がりづらいのだが、短期金利が上昇すれば、どこかで買わざるを得ない状況になるだろう。

米ドル/円は、大きなトライアングルを形成しており、どちらに抜けるかが大きなポイントになる。どちらかと言えば上に抜けるのを前提に、堅調に推移するのではないかと予想している。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。

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