10月下旬からスタートした3月決算銘柄の第2四半期決算発表も先月中旬に終わりましたが、日本経済新聞の集計によるとこの上期は2割を超す経常増益となったようです。そして上期がこのように大幅な増益となるなか、折り返しの中間決算ということもあって通期の業績予想を上方修正する企業も目立ちました。

投資のヒント
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そこで今回はそうした銘柄のなかから上方修正で営業利益の通期見通しが二桁の減益予想から一転して二桁の増益予想となったものをピックアップしてみました。

例えばそれまで10%余りの減益を見込んでいたコマツ <6301> は上方修正で24%余りの増益予想に転じたほか、10%の減益を見込んでいたスズキ <7269> でも上方修正で12%を超す増益予想となっています。

上方修正で一転して大幅減益が大幅増益となった銘柄
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金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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