2018年2月26日11時過ぎに竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
今週は、まず明日27日(火)のパウエルFRB議長の議会証言に注目が集まっている。ただし、具体的な金融政策について言及せず、一般論に徹した場合、無風通過となる可能性もある。
そして、「対外及び対内証券売買契約等の状況」によると、日本の機関投資家による海外の中長期債の売り越し額は、3週間の累計で2兆3850億円に達した。米国債以外に、欧州債も含まれており、仮にユーロ/円が125~126円付近まで下落するようであれば、欧州債の売りにも繋がりかねないため、念のためこちらも注意しておきたい。
現在の為替相場の戦略やスタンス
一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で105.00~107.50円、ユーロ/米ドルで1.2150~1.2400ドル、ユーロ/円で129.50~132.50円を予想している。
竹内典弘
1990年、カナダ系の銀行へ入行し為替ディーラーとなる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、twitter(@yen20pl)や西原宏一さんのメルマガを通じて情報配信を行なう。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。