2018年3月9日12時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

本日9日(金)に発表されたメジャーSQ(特別清算指数)は、大きな波乱もなく無風で終了した。また、トランプ米大統領が、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による首脳会談の要請を受諾したとの報道を好感し、マーケットは一時的にリスクオンモードとなっている。米ドル/円は、SQ後のショートカバーも相まって、107円手前まで上昇した。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は、105円台で数回下攻めしているが、なかなか割れずに一旦、調整モードに入っている。トランプ政権の関税を巡る問題もあり、中期的な流れは円高で変わらないが、本日9日(金)は、米雇用統計の発表も控えているため、様子見したい。ただし、今のところ戻り売りのスタンスに変更はない。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。