2018年3月27日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

今週は、海外勢のイースター休暇前となるため、マーケットは手を付けづらい。先週は、日本時間22日(木)にFOMCが開催され、同日、トランプ米大統領から対中貿易制裁の発表もあり、円高の流れとなった。材料出尽くしで、しばらくは新しい円買いの材料は見つからないだろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

海外勢の休暇を控え、今週はポジションをスクエアにするインセンティブが働く。また、日経平均が大幅に下落したことで、国内年金基金のGPIFからリバランスの買いが出てもおかしくない。実際、本日27日(火)の日経平均は、反発が優勢となっており、2万1000円台を回復している。

株も米ドル/円も新安値を付けて反発しており、一旦の底を見た可能性が高い。

新しい材料を待ちつつも、米ドル/円、クロス円は反発に注意が必要。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。