2018年4月10日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
米中貿易戦争、シリア問題、米露関係の悪化、そしてトランプ米大統領の個人弁護士の事務所への家宅捜索など、次々とネガティブな材料が出てきている。ところが、本来ならばリスクオフで円買いが出そうなところ、意外にも円買いはそれほど進んでいない。
現在の為替相場の戦略やスタンス
来週17日(火)~20日(金)には、安倍首相の訪米が予定されており、その前には米財務省による為替報告書の公表もあり、現時点で相場の方向性を決め打ちするのは難しい。
材料次第では、どちらの方向もあり得るため、今は無理にトレードせず、今後の流れをしっかり見極めたいところ。米ドル/円は、105~108円のレンジを想定している。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。