2018年7月9日13時過ぎに齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
先週6日(金)に米国により発動された対中関税に対し、中国は即刻、米国からの輸入品目に対して、同額の報復関税を適用した。こうして、事実上の米中貿易戦争が始まった訳だが、市場は事実を買えとばかりに株価が大幅上昇し、長期金利は下落している。結果の良好だった6日(金)の米雇用統計もサポートとなっている形だ。ドルの実効レートはサポートラインを決壊。ドルと連動している米ドル/円も若干下向き。ユーロ/米ドルは上昇している。
現在の為替相場の戦略やスタンス
ユーロ/米ドルだが、6月14日~21日までの下落に対し、78.6%戻しがそろそろ近づいてきている。そのため、1.1776ドル付近で一旦抑えられるのではないかとみている。ただ、1時間足などの短い時間軸のチャートをみると、上昇トレンドとなっているため、売りからは入らずに下がったところを押し目買いしたい。ただし、1.1670ドルを切ってきた場合には様子見の予定。
齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。