2018年7月10日11時半過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
米中貿易摩擦の影響により上海総合指数の下落をはじめ、リスクオフモードが広がっていたが、3日(火)に中国人民銀行(中央銀行)の幹部が、人民元の安定を維持し、人民元を通商問題の武器として活用することはないとコメントしたことで、リスクオフ相場が反転している。
現在の為替相場の戦略やスタンス
目先では相場を動かす材料はなく、今は次に相場が動くための準備期間。米ドル/円は、リスクオンにもオフにも反応しづらくなっているが、どちらかといえば円に対しては弱気筋が多いようだ。時間はかかりそうだが、今は米ドル/円がブレイクするのを焦らず待つというのが賢明だろう。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。