2018年7月19日10時過ぎに神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日18日(水)の米ドル/円は、約半年ぶりに一時113円台を回復したが、113.10円台で伸び悩むと112.70円台へと小反落。年初来高値である113.39円付近を視界に捉えていたにもかかわらず失速した格好で、日足は上ヒゲがやや長い十字線で引けた。十字線は気迷い線とも呼ばれ、トレンドのターニングポイントになりやすいとされるだけに、本日19日(木)は反落への警戒が必要かもしれない。

現在の為替相場の戦略やスタンス

そんな中、「米経済最強」「米ドル最強」という市場の見方に変化がない限り、ドルが売り込まれる展開は想定しにくい。少なくとも112円台前半のサポートは堅そうだ。一方、もし昨日18日(水)の高値である113.14円付近を上抜ける展開となれば、年初来高値をあっさり更新する事も考えられる。いずれにしても、本日19日(木)の動きが今後の相場展開を読む上で重要となりそうだ。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券(株)(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)を経て、1991年(株)メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月(株)外為どっとコム総合研究所入社。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。