2018年7月27日12時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=(写真=PIXTA))

今週から来週にかけて注目イベントが続く。ひとまず、昨日26日(木)に開催されたECB理事会は、無風で通過した。本日27日(金)の日本時間21時30分には、米国の第2四半期GDPの速報値が発表されるが、先日トランプ米大統領が米経済に対して強気なコメントをしたこともあり、良好な数字が予想される。

現在の為替相場の戦略やスタンス

本日27日(金)は、米GDPの発表に向けて米ドルが底堅く推移するだろう。しかし、来週30日(月)、31日(火)に開催される日銀の金融政策決定会合で、金融緩和修正の噂が出ていることから、米ドル/円の上値は重い。米ドルが底堅く、米ドル/円は上値が重いことから、ユーロ/円、豪ドル/円といったクロス円の下落に注目している。特に豪ドル/円は戻り売りスタンスで臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。