2018年8月28日12時過ぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

米ドル/円は先週下値をトライするかと思いきや、109円台後半で止まってしまった。ドル売り要因が色々出た中で、このレベルまでしか下がらなかったということは、下に行くには力不足だった訳だ。109円台に下がる前に110円台後半でロングを取って捕まってしまった人が多かったようで、その印象から111円台に来ている現在は、なおさら買いたくない意向の人が多いようだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円の予想レンジとしては、110.00~112.20円。110円台前半は買い場探しをしたく、110円台後半では利食いたい。また112円台に乗せていった場合だが、カウンターパンチで売りで行けるのか、さらなる上昇局面となるのかはその時のセンチメントをみてみないことには何ともいえない。そのため、112円台では、状況次第の臨機応変なトレードを心がけたい。

小林芳彦
1979年3月慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。