2018年8月29日12時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

イタリア債券の利回り上昇、スペイン経済の悪化、そしてトルコリラの暴落などを背景に、ユーロ/米ドルは1.15ドルの節目を割り込み、一時下落が加速した。しかし、悪材料が出尽くしたことと、米10年債利回りのじり安でドルインデックスが下がっていることから、ユーロ/米ドルは15日(水)以降、反発が優勢な展開となっている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

15日(水)を境に、ユーロ/米ドルをはじめ金やビットコインなども下降トレンドから底打ちしている。ユーロ/米ドルは、約2カ月ほど1.1750ドルをクリアに抜けることができずにいるため、この水準では短期的に戻される可能性もあるが、基本的には押し目買いスタンスで臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。