2018年9月14日12時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
昨日13日(木)に発表された政策金利だが、ECBは変更なしでユーロは続伸した。昨日13日(木)の欧米市場ではリスク環境が好転。またトルコ中銀に関しては、500bpsどころか625bps利上げし、トルコリラは大幅反発した。ECBによる債券の購入に関しては、10月からの縮小、そして12月末までの終了をあらためて表明。政策金利は「少なくとも2019年夏の終わりまで」現行水準にとどめるということでこちらも変更はなし。
現在の為替相場の戦略やスタンス
ECBの基本方針に変更なし、ということを受けてユーロ/米ドルは一時1.1700ドルを回復。資金は徐々に欧州へという流れはかわっていないと想定しており、ユーロ/米ドルの押し目買いスタンスを継続。また、FXではないが、仮想通貨はボトムアウトしたとマイケルノボグラーツがコメントしている模様。
西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。